暑い時期が続いております。この時期、熱中症で救急搬送される方が大勢いらっしゃいます。お年寄りは熱中症に特に注意が必要です。熱中症患者のおよそ半数が高齢者といわれています。熱中症は、日中の炎天下だけではなく、室内でも、夜でも多く発生しています。暑ければいつでも起こる危険があると思って日頃から注意をしてください。
熱中症を防ぐには?
室内では……
- こまめに水分補給をする
- 部屋の温度を測る
- 1日1回は体を動かす
- エアコンを上手く活用し、暑さを和らげる
- 部屋の風通しをよくする
- 涼しい服装ですごす
- すだれやカーテンで日差しをさえぎる
外出時には……
- なるべく日陰を歩く
- 日傘をさしたり、帽子をかぶる
- 涼しい場所・施設を利用する
- 暑いときは無理をしない
- 飲み物を持ち歩いて、こまめに飲む
- 緊急時・困ったときの連絡先を携帯する
お風呂に入る際は……
- 入浴前後に水分を摂る
- 40℃以下のぬるま湯にして、あまり長湯をしない
- シャワーや冷たいタオルで体を拭くだけでも効果あり
お休みになる前には……
- 寝る前の水分補給を忘れずに!
- エアコンのタイマー機能を利用して、寝付きをよくする
- 枕元に飲料を置いておく
こんな時は?
めまい・失神・頭痛・吐き気・大量の汗をかく……などの症状がありましたら、
- まずは涼しいところへ移動して、水分を摂って、休んでください。
- 手が震えるなど、自分で水分が飲めないときや口が動かないときは、ためらわずに119番で救急車を呼んでください。